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母乳育児FAQ

日本全国の桶谷式母乳育児相談室に通われているお母様方からの疑問などを分類して「Q&A」の形でまとめられた『 桶谷式 母乳育児気がかりQ&A相談室』がありますので 是非参考にして下さい。
短期間授乳できない場合はどうしたらよいですか?
3日間不在の予定で、その間授乳ができなくなるのですが、どのようにしたらよろしいでしょうか?
おっぱいが止まってしまわないか心配です。
ANSWER
ご存じのように、母乳は赤ちゃんに飲まれることによって分泌されるしくみになっていますから、お子様が直接飲むかわりに搾乳することで乳房(乳頭)へ刺激を与え母乳の分泌を促し続けていくことができます。
量が減らないようにご心配のようですが、逆に、頻回に搾乳ができず乳汁がうっ滞し乳房が硬くなってしまう事もあります。

乳汁がうっ滞してトラブルが起きないように、外出先で3時間毎を目安に搾乳しましょう。赤ちゃんが飲んでくれるようにすっきりとは搾乳できないですが、搾乳は手搾りが一番です。お子様が飲んでくれる位置でお子様が飲んでくれる力と同じくらいの力でやさしく搾乳してみましょう。
そして、乳房には予防的に湿布を当てておかれることをお勧めいたします。
3日間のご不在の前後、是非お近くの桶谷式母乳育児相談室を訪ねて、乳房の状態を良くし授乳されることをお勧めします。
授乳中はどのような食事がおすすめですか?
ANSWER
日本で生まれた私たちは古来から日本の土地でできたものを食べ、美味しいおっぱいを出して赤ちゃんを育ててきました。
日本人のおっぱいは和食と相性がよいです。
主食はお米がお勧めです。朝食はぜひご飯にしてみましょう。
おかずは魚・大豆食品・脂身の少ないお肉、野菜たっぷりのお味噌汁、海藻類がお勧めです。
おっぱいの具合が良くない時や、赤ちゃんにいつものように飲んでもらえない時などは高カロリー食や脂肪の多い食事を避けた方がよいでしょう。
お子様が飲み方でおっぱいの味を教えてくれることもあります。
おっぱいの調子が良くない時はウンウン言ったり、のけぞったり乳頭をひっぱって浅くしながら飲みます。

お子様の飲み方はお母様の食べ物だけが原因ではありませんが、原因のひとつではありますので参考にしてください。思い当たったときは、気をつけてみましょう。
母乳をあげても大丈夫ですか? (母乳と薬剤について)
・かぜ薬を服用しました。
・歯の治療で麻酔薬を使いました。
・母乳に移行し、赤ちゃんに影響する薬はどんなものがありますか?
ANSWER
相談で大変多い、母乳と薬の服用について、大阪府立母子保健総合医療センター企画調査部(母子内科)の木戸口公一先生にお答えいただきました。

一般薬なら、そのために母乳をやめる必要はありません

授乳中の薬物療法の安全性については、世界的にも信頼できる情報がないのが現状です。
そこで、投与する医療側としては、当然安全性を最優先します。
基本的にいって、母乳に移行しない薬はありません。
その程度は、薬の種類・母乳分泌の状況・服用してからの時間などにより 、乳児が経口(経母乳)的に吸収する量が変わります。ですから服用しないにこしたことはないのです。

しかし、現実はそうもいきませんね。
一時的でなく、妊娠中から産後まで継続して診ている医療側にしてみると、かぜなどで短期間服用するようないわゆる一般薬は、経母乳からだけではなく、小児科医から乳児にも投与される可能性が非常に高いのです。
ですから現実的な結論をいうと、大丈夫なのです。
一時的な薬服用の ために、せっかくの母乳を止める必要はないと思います。

注意が必要な一般薬としては、強力な解熱鎮痛薬があります。
これは小児科医も乳児には処方しないような薬だからです。大量継続しないようにしましょう。
解熱鎮痛薬は対処療法の一つで、根本治療薬ではありませんから、解熱にこだわり過ぎないことです。

一時的な麻酔薬は、乳児に影響しません。
歯科治療のための麻酔薬の他、抗生物質も一般的に使用される合成ペニシリンやセフェム系は、全く安全ですが、気になるようでしたらこんな工夫をしてみましょう。一般的に薬剤は、服用後約30分すると血中濃度が上昇し、約3時間で低下します。この原理からいうと服用後3時間以内の母乳には、薬剤の影響が考えられます。

そこで

・産褥早期ならば、薬服用のタイミングは授乳30分前がよく、授乳前には搾乳して、溜まっている母乳の始末をします。

・催乳期(産後2~3ヵ月以降)であれば、授乳直後の服用が合理的。
薬の血中濃度は次の授乳までがピークとなり、影響が少なくてすみます。

こんなちょっとした工夫を、ぜひ実行して下さい。

検討が必要な薬は?

授乳と投薬で検討が必要なのは、母体の慢性疾患治療薬です。
リウマチ性疾患治療薬、抗甲状腺(パセドウ)剤や抗精神薬 (抗てんかん薬、抗不安薬、睡眠 薬)などがそれに当たります。
ただ、甲状腺機能低下症の補充療法薬服用時は、授 乳可能です。
工夫と強い意志で、安心して自信を持ち、楽しい授乳を!これ が私からの工ールです。

★認定者より一言★

授乳中は薬を飲まないにこしたことはありませんから、日頃の健康管理が重要になりますね。
ですが、時と場合によっては内服しながら授乳を行うこともあります。
できるだけ母乳を継続したい意志を主治医に伝え、協力をお願いするようにしましょう!
お薬により、乳質(母乳の味)が変化して赤ちゃんが母乳を嫌がることがあります。
そんな時は手技を受けて、乳質管理をされるとよいでしょう。

授乳中のお酒やタバコの赤ちゃんへの影響について教えて下さい。
生後4ヵ月の子どもを母乳のみで育てています。
私はタバコは吸いませんが、お酒のほうは、時々夫と付き合う程度です。
夫は1日1箱ぐらいタバコを吸っています。
ANSWER
アルコールは、コカイン・モルヒネ・たばこなどとともに妊婦が摂取することにより、 胎盤を通してお腹の赤ちゃんにも移行し、悪影響をもたらすものとして代表的です。 また、タバコは、空気中にまき散らすダイオキシンとも言われています。どちらも問題ありですね。

■アルコールと母乳

アルコールは、母乳中にも血液中とほぼ同じ濃度に排泄されます。
その結果、赤ちゃんに急性アルコール中毒(深い眠り、呼吸や脈が少なくなる)が見られたり、長期になるとクッシング症候(体重の増加、身長の伸びの低下、顔の円形化)などを誘発したという報告があります。
一般的には、授乳中の少量の飲酒は問題ないとは言われますが、母乳分泌や乳質の低下になることがあり、赤ちゃんにも影響が出るので、やはり 飲まないにこしたことはないでしょう。

■タバコと母乳

母親が吸ったタバコのニコチンは母乳に分泌されます。 しかも、母乳に分泌されるニコチンの濃度は、母親の血液中の濃度より3倍も高くなります。そして、母乳の産生量や射乳反射を抑えて、母乳の出を悪くすることがわかっています。
1日20本以上タバコを吸うとその母乳中のニコチンの影響によって、赤ちゃんはイライラしたり、よく眠らない、下痢、吐く、脈が速くなるなどのニコチン中毒症状が現われることもわかっています。 また、神経系にも作用し、手足など末梢への血流量が50%も減少したり、母乳中の総脂肪濃度が低下し、 乳質に変化をもたらすことも知られています。

■怖いのは、副流煙!です

こうした直接的なことの他、より大きな問題とされているのは、『受動喫煙』(他の人が吸っているたばこの煙を周りの人が吸い込むこと)です。 たばこの煙には発がん物質を含む4000種類以上の化学物質が含まれています。
そのため、喫煙者が直接吸い込む『主流煙』に比べ、周囲に漂う『 副流煙』に、 より濃度の高い有害物質が含まれているのです。 問題の多いニコチンは肺からだけでなく、口の中や胃・腸の粘膜、皮膚からも吸収されます。
吸収はとても早く、肺に達したニコチンが血流にのり、脳に達するのに10秒とかからないのです。
母親の血液中のニコチン濃度は、自らの喫煙以外に、父親をはじめ 他の家族の喫煙によっても容易に上昇します。
いろいろな臓器の発育が未熟 な赤ちゃんにとって、 その副流煙の影響はかなり大きいといえます。
次々にこわい話が出ますが、タバコを吸っている家庭では、 乳幼児突然死症候群を発症するリスクが高くなることも旧厚生省の調査でもわかっています。 また、喘息 などの呼吸器障害になりやすいこともあるでしょう。
母親自身が吸っているなら、子どものためにも、この機会に禁煙を!
また、あなたのように、ご主人が喫煙されるなら、できるだけ換気のよいところか、赤ちゃんのいないところで一人で吸ってもらうなど、ぜひ協力をしてもらいましょう!これも大事な育児参加です。

授乳中にコーヒーを飲んではいけませんか?
私は以前よりコーヒーが好きで、1日3~5杯程度飲んでいました。
この春お産した病院では、「おっぱいに出るから飲んじゃダメよ。」と言われました。
なんだか楽しみがなくなったみたいで毎日がつらいのですが、授乳している間は本当に
全く飲んではいけないのでしょうか?
ANSWER
確かに授乳中のお母さんがコーヒーを飲むと、カフェインは少量ですが容易に母乳から分泌され、赤ちゃんに影響が出ることがわかっています。

■力フェインのメリット、デメリット

カフェインは、脳や心臓機能の新陳代謝を促し、利尿作用があります。
また、コーヒーや紅茶、お茶を飲む時問は「くつろぎタイム」でもあり、一時的であっても「快適さ」「心地よさ」のアメニティ効果もあります。さらに、最近よく言われている活性酸素を消去するという抗酸化作用もあります。
しかし、大量に捜取すると不安、興奮、不眠、幻覚、振戦(ふるえ)、不整脈などが現われます。
一方、長期間カフェインの刺激を受けた赤ちゃんは、寝つきが悪くぐずりがちです。
また、よく泣いて落ち着きがなく、あまり長寝をせず、夜泣きが多くなる かもしれません。
これらがカフェインによる刺激なのかをみるには、ノンカフェインの飲み物で代用して、2~3週間カフェインなしで様子を見てみます。

■力フェインの母乳中の濃度

一般に、カフェインが含まれている代表的なものは、コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶などですが、コーラやチョコレート、チョコレートケーキ、コーヒーアイスクリームなどにも含まれていて、これらを一緒に摂取すればさらに血液中のカフェイン量は上がることになります。通常、1杯(約142g)のコーヒーには、100mg カフェインが含まれていますが、紅茶にも50mg、緑茶にも30mg のカフェインが含まれています。

カフェインを摂取した場合、母乳中の濃度が一番ピークに達するのは2時間後であるという実験データがあります。
そしてその濃度が半分になるのは、母親の方は6時間に対し、赤ちゃんはその17~20倍の80~100時間かかることもわかっています。

つまり、長期間にわたって大量のカフェインをとると、肝臓機能が未熟な赤ちゃんの体内にどんどん蓄積され始め、カフェイン刺激の症状 を引き起こすことになるのです。

■授乳中のコーヒーの取り方

ほっと一息のコーヒータイムは育児中の息抜きになりますが、やはり赤ちゃんのぐずり、かんが強くなるのは困りものですね。
コーヒーが大好きな方は、ノンカフェインのコーヒーやタンポポコーヒー(タンポポの根で作られています。)をうまく利用してみるとよいでしょう。嗜好品を多く摂らないなどの工夫も必要ですね。

{ 癒しの時間 } を望まれるなら、最近はハーブティが人気のようです。
レモンバーム・ローズマリー・カモミールなどなどティパックでも色々な種類がありますし、もちろん乾燥した葉も手に入ります。
またお近くのホームセンターに行けば、各種ハーブの苗が気軽にお目にかかれるようになりました。
自家製のハーブでお茶を楽しむのも、又癒しの時間になるかと思います。

※タンボポコーヒーについてはお近くの 相談室に問い合わせてください。

授乳中には香辛料を避けるべきですか?
私は、カレーなどのスパイス料理や韓国料理がとても好きでよく食べます。
香辛料は授乳中の避けたい食事として指導を受けました。やはり、赤ちゃん に影響が出るのでしょうか?
ANSWER
確かに赤ちゃんの様子を見ていると、カレーを食べたあと母乳を嫌がって飲まなくなったり、 お母さんが乳腺炎になることがあります。また、唐辛子の たっぷり入った料理を食べたあと、赤ちゃんが激しく泣き、 赤ちゃんの便に唐辛子 のような赤い細かな粒子が混じったりすることがあります。

■コショウや力レー粉は暑い風土のもの

香辛料は、本来たんぱく質の消化吸収を助ける効果があり、特に肉食民族には必須の調味料といわれています。
そのため、欧米諸国では一般家庭でも40~ 50種のスパイスが常備され、毎日の料理に使用されています。
特にコショウやカレー粉は、暑い風土にぴったりで、体を冷やしてくれる働きがあります。
暑い時に辛いカレーを食べると、汗をかきますが、その後、体が冷えて涼しく感じるのはそのためです。

カレー料理の気がかりは、香辛料の影響だけでなく、調理に使用する油や市販のカレールーに含まれている動物性の脂のため、乳腺が詰まるなどのトラブルで、乳腺炎になることがあります。
また、ニンニクなどの匂いがきつい香辛料のものは、母乳が臭くなり、赤ちゃんは嫌がって飲まなくなる こともあります。

■長い伝統の食文化が体質を作ります

しかし、お母さんがカレーを常食しているインドや唐辛子を多食する韓国の赤ちゃんでは、その母乳を嫌がって飲まないということはないようです。これは、長い伝統の食文化の中でそれに応じた体質が作りだされたこと、お母さんのお腹にいるときから羊水の中に微量の香辛料が含まれているので、赤ちゃん自身に抵抗力がついているためと言われています。

ですから、日本人が昔から普段食べていなかったカレー・キムチ・激辛料理を多く食べた母乳はどちらかというと日本の赤ちゃんには合わないためか、嫌がって飲まなくなることが多いように思います。

また、赤ちゃんがお腹を痛くしたり、肛門の周りがただれるなどの変化が見られることがあります。
胃腸の働きがまだ未熟な赤ちゃんには、この種の香辛料は刺激が強いこともあるのでしょう。

■香辛料といってもさまざま。摂り過ぎには注意して!

一方、穀類や野菜、魚などが主体の日本食では、古くから薬味として用いている香辛料、しょうが、ねぎ、シソなどが知られています。日本古来の薬味は、日本の気候や日本人の体質や食生活に適しています。毎日の料理にうまく採り入れ、和食の豊かな味を楽しむために有効です。

このように香辛料といってもいろいろあり、食欲増進、脂肪やたんぱく質の分解を助ける効用や、最近では抗酸化作用もあることがわかってきました。

しかし、母乳への影響には、個人差・民族差があるので、授乳中は摂り過ぎには充分注意したほうがいいでしょう。
お母さんの食べた物すべてが、母乳中の味や匂いとして影饗するので、お母さんは自分の体質や体調、乳房の状態、お子さんの状態をよく見て香辛料を摂りましょう。

1歳を過ぎたのでそろそろ断乳を考えています。どのようにすればよいですか?
断乳(卒乳)の時期についておしえてください。
ANSWER
個々人の事情にもよりますが、赤ちゃんの心とからだの発育に合わせて行います。
具体的には、お誕生日を過ぎて赤ちゃんの知恵もつき、二足歩行が上手にできる1歳3ヶ月以上を目安にしています。
断乳を迎えるまではおいしいおっぱいを飲んでもらうため、約3時間毎の授乳は続けましょう。
断乳は予告なくある日突然おっぱいをやめてしまうことではありません。
親子で断乳の日にちを決め、その日に向かっておいしいおっぱいを授乳し断乳の日を迎えます。
断乳までおいしいおっぱいをいっぱい飲んでもらい、断乳後のおっぱいトラブルを避けるために 断乳前から手技を行いおっぱいを整えていきます。

断乳(卒乳)の仕方などについては乳房とお子様の状況を直接拝見してそれぞれの親子にあった方法をお話しています。
授乳中に妊娠がわかった場合にも、お子様とお母様の状況を拝見してお手伝いしています。
断乳(卒乳)する前にお近くの相談室にご相談下さい。
1年間育児休暇をとりましたが、もうすぐ職場復帰です。母乳育児は続けられますか?
ANSWER
続けられますよ!赤ちゃんは昼間は保育園の食事、おやつで充分です。

母乳はお母さんが家に帰ってから夕方~朝にかけて、4~6回授乳します。
おっぱいは職場で、午前、午後、昼休みなどで搾れそうな時間を利用して搾っておくとよいでしょう。

お休みの日には、1日ゆっくり飲ませてあげましょう。

復帰して生活のリズムに慣れるのに1ヶ月位はかかるようですがそこを乗り越えると案外、育休あけで授乳しているお母さんの方が長く母乳育児を続けている場合があります。
桶谷式乳房管理法研修センターを見学したいのですが
助産師です。桶谷式乳房管理法研修センターを一度見学したいのですが、どのようにすればいいのでしょうか?
ANSWER
「桶谷式乳房管理法研修センター」ウェブサイトの「見学について」をご覧ください。

http://www.oketani-school.jp/visit.html
海外にも桶谷の相談室はありますか?
ANSWER
残念ながら、海外には相談室はございません。
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