「桶谷先生の手技を受けて」

認定NO.151番 増田 美奈子
 私が、桶谷先生にお会いしたのは28年前のこと、第一子(長女)1歳5ヶ月の断乳前の時でした。私は、その時、はじめて桶谷先生の手技を受けました。それまで一度も、桶谷式の手技を受けた事はありませんでした。痛いマッサージが主流だった頃の事です。はじめての手技は、それはもう「ここち良かった」事を覚えています。それに萎縮ぎみだった私の乳房はひとまわり大きくなり、乳汁の分泌も良くなり、おいしかったのでしょう、娘がそれまで以上に、よく飲んだ事を思い出します。その後、娘の断乳もスムーズにいき、次に子供が生まれたら、絶対に桶谷先生の手技を受け、乳質管理をしながら授乳したいと強く思いました。それと同時に、このすばらしい、桶谷式の手技を学びたいと考えました。
  そして、第二子(長男)は、待望の桶谷式の手技を受けながら子育てをすることができました。また、もうひとつの「桶谷式を学ぶ」という希望は、桶谷先生への直談判という形で、研修に入ることができ、認定をいただくことができました。認定を受けた後、第三子(次男)を出産し、桶谷先生の手技を受けることができました。
  私が現在、認定者として、仕事ができるのも、三人の子どもを、授乳中、桶谷先生の手技を受けたことが基本になっています。ちなみに、私の場合、Ⅱ型で基底部も良くわかる乳房です。ましてや、三人の子どもを桶谷先生から手技を受けているのですから、先生の手指の動き、ポジションが、よくわかるのではないかと思われがちですが、それがよくわからないのです。桶谷先生の手技は、ここちよく、手技が終わった後は、身体が軽くなるように感じます。でも、細かな手の動きは良くわからないのです。ある時、研修生に「ポジションはここでいいですか?」と聞かれたことがありましたが、はっきりと答えることができませんでした。ただ研修生が手技を始めると、桶谷先生の手技と比較して、「引っぱられる」「重たい」「違和感がある」「力が強い」「方向が違う」などとわかるのですが・・・。
  認定をいただいて、24年、年数を重ねても、手技はなかなか上達しません。ともすれば「我流」になってしまいます。私は幸い、本部手技講習会に参加させていただき、今回手技の基本に立ち戻ることができ、本当にありがたかったと思っています。今後も基本を忘れず、丁寧な仕事をしていきたいと思います。

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