Kさんより

3人の短くて濃い最高のおっぱい生活を終えて

初めての母乳育児

子どもを産めば母乳育児は必ずできる!と妊娠中に桶谷式母乳育児の本を擦り切れるほど読んで、トラブル対策もイメージトレーニングもして出産に挑んだ私でした。しかし、想定外の緊急帝王切開術にて長女を出産し、初乳をあげることが出来ませんでした。産後 、乳腺がパンパンに張り、カチンカチンのおっぱい。飲ませ方は下手で、むせる子どもと、寝不足、肩こり、乳児湿疹等、イメージトレーニングは何にも意味がないくらい散々なおっぱい生活をスタートさせました。偶然にも近くに桶谷式母乳育児相談室の大野マス子先生(大野マス子先生・北九州市)を知り、とても緊張しながらも、初めて手技を受ける事が出来ました。

今までの常識がひっくり返った食生活!

先生から食生活のアドバイスも受け、朝のお味噌汁は必須、具の野菜は倍以上に増え、カタカナのおかずは食卓から消え去りました。1人目の時は、おんぶをしながら先生の料理教室を受け、たくさんのママさんたちと母乳に良いお食事の勉強をさせていただきました。主人も快く応援してくれたお陰で、体に優しくおっぱいが美味しくなるお料理を、毎日思う存分作らせてもらいました。今では3人の子どもたちとお味噌を作るまでになり「今朝もいっちゃん(1歳児)お味噌汁を浴び飲みしてるー!」とか、おやつは焼き芋と言うと「やったー!」と喜ぶ子どもたち。一般のご家庭からは不思議に思われるような食生活ではありますが、愛しい3人の子どもたちが心身共に元気に育っているのも先生のお陰だと、改めて主人と話し感謝の気持ちでいっぱいです。

「断乳」を3回乗り越えて

「○○日におっぱいバイバイよ」と言い聞かせ、カレンダーに「×」を書くのを3回経験させていただきました。思い出深いのは3人目の子どもの断乳です。親の心配は無用だったと思うくらい上の2人の子どもたちは、断乳を受け入れてくれました。3人目は最短の1歳5カ月での断乳でしたが、気持ちの余裕やおっぱい生活が終わる寂しさ、そして成長に喜びを噛みしめながら当日を迎えることができました。最後のおっぱい、いつまでもいつまでも飲む次女のお腹ももういっぱい。お喋りがまだできないので、ベビーサイン(赤ちゃん手話)を教えていたのですが、「もういっちゃんお腹パンパンね、おっぱいバイバイよ」と言うと、「おっぱい おわり バイバイ」のベビーサインを繰り返し、私の服を自ら下ろしました。とても驚きました。家族みんなに見守られながらの小さな子の一大決心に家族中が感動し涙があふれました。上の子たちもしっかり見ていて、自分たちもこうだったと心打たれるものがあったはずです。「母を信頼してるからきっぱりと断乳出来るんよ」と言って下さった先生の言葉を思い出しました。 そして、1歳7カ月(長女)、1歳11カ月(長男)、1歳5カ月(次女)の短く濃い最高のおっぱい生活を、思い出深い方法で終えることができました。授乳期間手技を受けながら、育児の不安や悩み、病気のこと、食生活についてなど、たくさん先生に教わりました。それは、私たち新米の親にとって大切なアドバイスでした。3人の子どもたちは、これからもっと大きくなりそれぞれの人生を自分で切り開いていくことでしょう。おっぱいを飲んだ期間は短かったけれど、その効果は生涯続き、子ども達への素晴らしい贈り物になっていることを私も主人も確信しています。本当にありがとうございました。